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その上品で、しぶい光沢が愛され、銀はむかしからアクセサリーとしてだけでなく、フォーク・ナイフ・皿など、上流家庭の食器類に使われてきました。
西洋では古い時代、赤ちゃんの洗礼のとき、銀のスプーンをくわえさせる儀式があったのです。
いまでもお誕生祝に、銀のスプーンなど銀製品を贈る習慣は、これに由来しています。
ここから「銀のスプーンをくわえて生まれてきた」とは、西洋の古くからの言い回しで、「富貴な家に生まれついた」「喰べるのに困らない」「しあわせな生活」などを意味する、縁起のよいものとなりました。
英国の古い童謡・マザーグースの『A Swarm Of Bees In May』の中の
「A swarm of bees in June / Is worth a silver spoon;」(六月のみつばち、銀のさじの値うち)
あるいは、BEATLESの楽曲『She Came In Through The Bathroom Window』の中の
「彼女はバス・ルームの窓から入ってきた、銀のスプーンに守られて・・」
という歌詞は、こうした意味をふまえたものと思われます。
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