クロス専門店「くるすや」宝石のトリビア−#25
12月の誕生石 トルコ石
ターコイズ Turquoise ※12月の誕生石
和名:トルコ石、土耳古玉(とるこだま)
語源:主としてペルシア産の石が、トルコ経由で欧州に入ったため、こう呼ばれた。じつは、トルコでこの石は産出しない。
宝石のことば:成功、繁栄、霊のよろこび
種類:鉄・銅をふくむ割合によって、淡いスカイ・ブルー〜みどり色まである。一般には、あざやかな空色をしたものが「ターコイズ・ブルー(トルコ石の青)」と呼ばれ、珍重される。

身体的には・・憂うつ症・四日熱・弱った心臓に効く石だといわれます。
また、なぜか脱肛をふせぐ、あるいはやわらげる、ともいわれます。
精神的には・・ひとに勇気をあたえ、繁栄をまねき、魔よけの力をもつといわれます。

トルコ石は、持ちぬしに危険が近づくと、色を変えて警告してくれるといわれています。
また、持ちぬしの災難をしりぞけるたび、その一部が欠ける「身代り石」だという言い伝えもあります。

【エジプト・アステカ・トルテカ 古代】
紀元前3,000年のエジプトの遺跡から、この石のブレスレットが発見されたという記録があるほど、トルコ石は古くから宝石として人々に愛されてきました。
南米の古代アステカ・トルテカ人は、炎の中央が青色であることから、火の神を「シウテクートリ(=トルコ石の神)」と呼び、像の冠や胸元をこの石で飾りました。
この火の神は、戦神でもあったため、戦士たちはトルコ石を身につけ、戦場に赴いたのです。

【欧州 中世】
中世の欧州では、トルコ石は男が身につける石とされ、とくに誰かから贈られると最大の力を発揮すると信じられました。
欧州では古くから「旅人の守護石」といわれています。
とくに中世には、落馬・転倒などのケガから守ってくれると信じられました。

【ペルシア】
古くからトルコ石原産地として有名なペルシアでは、「国の石」とされています。
ペルシアの農民には、災いをもたらす視線「邪視」よけとして、トルコ石を羊の眼にかざる習慣がありました。

【チベット】
チベットでは、青よりも、みどり色がかったトルコ石が好まれました。
幸運の石として、身につければ伝染病など病魔をしりぞけ、健康になるといわれていました。
またペルシアと同じように「邪視」よけになると信じられました。

【北米インディオ】
北米のインディオ・ナバホ族には、人間を作った神は、大きなトルコ石から生まれたため「ターコイズ・ウーマン(=トルコ石の乙女)」と呼ばれたという神話があります。
またプエブロ・インディオは、青いトルコ石を「空」「天の水」、あるいは古代社会では青はみどりと同一視されたため「トウモロコシ」の象徴とし、恵みの雨や、豊作をもたらす石と呼び、珍重しました。

【北インド】
北インドでは、贈られたトルコ石は悪意をしりぞけるといわれ、「恋人同士にもっともふさわしい贈物」といわれました。
水浴するときトルコ石を身につけていると、蛇に噛まれず、傷が化膿しないともいわれました。

【ヒンズー教】
ヒンズー教の神秘主義者には「トルコ石はばくだいな富をもたらす」と信じられていました。
新月をさいしょに見たとき、すぐにトルコ石を見ると、効果絶大とか。
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