クロス専門店「くるすや」宝石のトリビア−#22
10月の誕生石 トルマリン
トルマリン Tourmaline ※ピンク・トルマリンは、米・日で10月、グリーン・トルマリンはオーストラリアで5月の誕生石
和名:電気石(でんきせき)
語源:宝石の一大産地スリランカ(セイロン)のシンハリ族語で“tura mali”(さまざまな色をもつ・色が多いの意)
宝石のことば:勇気、寛大さ、思慮深さ
種類:その名のとおり色数が豊富、透明・不透明と形もさまざまで、「虹の宝石」の異名をもつ。
和名「電気石」は、こすったり熱をくわえると電気をおびるという特性から。

身体的には・・体の内面から体調をととのえて健康にし、長寿をもたらすといわれます。
電気をおびる性質のせいか「トルマリンは体をあたためる」といわれ、とくにノドの痛みに効くと信じられました。
精神的には・・持ちぬしに、平和な心をもたらすといわれます。
とくに、誕生石とする人(双魚宮・天秤宮を守護)に、「幸せと繁栄をもたらす」といわれます。

トルマリンは、ウォーターメロン・トルマリン(※緑〜白〜赤と、スイカそっくりのグラデーションをもつ石)のように、数色を合わせもったものが、もっとも強力な力をもつといわれます。
【オランダ】
トルマリンが一般的になったのは、18世紀に入ってからです。
この時期、オランダ人がスリランカ(セイロン)から欧州へ、この石を持ちこみました。
オランダでは、この石を「ashentrekker(灰をひきつける石)」と呼びました。
和名「電気石」の名のとおり、こすると静電気をおび、灰・ほこりをひきつける性質をもつためです。しかも、熱がさめると+が−に転じ、いちど引きよせた灰・ほこりを放出します。
こうした特性を利用し、オランダ人たちはトルマリンをパイプ掃除などに使っていました。


【エジプト】
エジプトには「トルマリンは、虹に乗って地球の中心から太陽まで旅行をし、そのとき虹の七色をその身に吸収した」という、浪漫チックな言い伝えがあります。
【アメリカ】
雷と電気の関係を証明するためタコ揚げ実験をしたことで有名な、ベンジャミン・フランクリン(米)は、“電気石”トルマリンを好み、友人から贈られた2つのトルマリンを、1つは指輪に加工して身につけ、もう1つは実験に使っていたそうです。

トルマリンは、その石色によって、呼び名も、効能もちがいます。くわしくは以下の表を参照。

赤系(赤〜ピンク)
青系(濃)
 ライトブルー
緑系
 緑〜白〜赤
褐色(オレンジ)系
黒系
無色透明
名称
ルベライト 
※語源はルビーと同じ「赤」
インディコライト
パライバ・トルマリン

ウォーターメロン・トルマリン
ドラバイト

アクロライト
効能
血行をよくする。集中力を高める。個性を引き出す。
広い心・解放感をもたらす。愛情・慈悲心をやしなう。
画家・彫刻家・詩人・音楽家など、芸術家のおまもり。
幸運・富を呼ぶ。心の疲れをいやす。積極性を高める。
たいせつな関係の2人の間を交信する力をもつ。
技術向上。目的意識を高める。人間関係を円滑に。
生命力を高める。否定的感情をしりぞける。
色つきトルマリンとともに用いると、力を増幅させる。
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