クロス専門店「くるすや」宝石のトリビア−#23
11月の誕生石 トパーズ
トパーズ Topaz ※15〜20世紀から現在まで、世界各地で11月の誕生石
和名:黄玉(おうぎょく)、黄玉石(おうぎょくせき)
語源:紅海にある、いつも霧にとざされた島が、この石の産地。採掘は霧の中でこの島をさがすところから始まり、そのためこの地方のことばで“探す”(トパゾス)が石の呼称となった。(1世紀ローマの博物誌家・プリニウスの説による)
ちなみに、ギリシア語のtopazionは、クリソライトのこと。
宝石のことば:神の慈愛、熱愛と静穏、友情、誠実、希望、幸福、潔白
種類:じつは、純粋なものは無色透明。
一般的には、麦わら色〜琥珀色のものが多いため、和名は「黄玉」と呼ばれる。
最高級の「インペリアル・トパーズ」は、黄金色、または赤〜ピンク色。その他、オレンジ、褐色、淡い青など。
「シトリン・トパーズ」「ブルー・トパーズ」などと呼ばれるものは、アメシストを熱・放射能処理したものが多く、本物のトパーズではないので注意。
また、古い時代にはペリドットが「トパーズ」と呼ばれていた。

身体的には・・体をくつろがせ、不眠症に効く。骨・歯をじょうぶにする。痔を治す。錯乱・色情狂を治す。さらに、ハゲをふせぐ? ・・など、様々な効能が伝えられています。
また、目薬のようにも用いられ、予知能力を高めるともいわれました。
精神的には・・憂いをはらい、暗い状況に希望の光をもたらす石といわれます。

トパーズをつねに身につけることで「真実の友人や、恋人が一生離れない」といわれます。
トパーズは、基本的に黄〜オレンジ色、つまり「太陽の色」なので、シトリンなど他の黄色系の石とおなじように、古くから「闇に光をもたらす神秘の力をもつ石」と信じられました。
そのため、トパーズを身につければ、夜がもたらす恐怖や、悪夢・悪霊よけになるといわれました。

【欧州 中世】
トパーズは賢さをあらわす石であるため、中世の学者や、哲学者が好んで身につけたといわれます。
トパーズを金の腕輪に嵌めこんだものは、他人に不幸をもたらす「邪視」よけをふせぐ、おまもりでした。
また、ロバの毛で左の腕に結びつけておくと、悪霊よけになるとも信じられました。
#22 トルマリンへ←#24 シトリンへ→「トリビア」もくじへTOPへ