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6月の誕生石 真珠 |
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和名:真珠 語源:ラテン語の「ぺルナ」(貝の一種) 宝石のことば:健康、長寿、富、むじゃき、純粋 種類:小さな異物が入ると、貝は分泌物を出し、異物をとりまいて無害にしようとする。この貝の分泌物が層をなしたものをいう。天然のもので完全な円形に近いものは、きわめて珍しい。 身体的には・・真珠は、貝が自己防御のために作り出すものであるため、「保護力をもつ石」といわれます。 悪運をしりぞけ、内なる霊性を成長させ、若さ・美しさを保つ力があるとされます。 精神的には・・持ちぬしに忍耐・謙虚さ、心身の純粋さをあたえるといわれます。 ■世界のさまざまな宗教界で、真珠は「霊的にもっとも完成された、聖なるもの」の象徴とされています。 ■真珠は持ちぬしの健康状態に敏感に反応し、健康なら輝き、そうでないときには光沢を失うといわれます。 ■また「真珠をなくすと、不幸の前兆となる」という言い伝えもありますので、くれぐれもご注意を! ■最近では、あのダイアナ妃が、真珠の装飾品をたいへん好んだことが知られています。 【ローマ・ギリシア 古代】 ■ギリシア神話では、美神アフロディーテ(ローマ神話のビーナス)が海の泡から誕生したとき、彼女の体から滴った雫が海に落ち、沈みながら固まり、真珠が生まれたといわれました。このため「勇気・繊細・やさしさ」の象徴といわれます。 ■古代ローマで、真珠は全てのもののなかでもっとも価値あるものであり、ネロ・カリギュラなどの暴君にも愛されました。 養殖や、研磨の技術が発達する前の古代には、天然の真珠は、たいへんな宝物でした。「ひとつの国の価値に匹敵する」とさえいわれたのです。クレオパトラが、真珠の耳飾りを酢にとかして飲んだという伝説は、ここから生まれました。 (ただし真珠はよほど強い酸にしか溶けず、飲みほせる濃さの酢には溶けないため、これは伝説にすぎないそうです・・) 【インド 古代】 ■古代インドでは、どんな悪魔も退け、あらゆる病に効き、不老長寿をもたらすとして、薬・おまもりとして珍重されました。 【欧州】 ■欧州でも、流血を止め、ケガを防ぎ、不死身の体をもたらすと信じられました。 粉末にして牛乳に溶かして飲むと、心臓病・ヒステリー・伝染病・うつ病などに効くといわれました。 また、歯・声を若がえらせるとされ、毒消しとして、ときには媚薬としてさえ用いられました。 ■欧州ではとくに、芸術様式にも大きな影響をあたえ、「バロック」時代の語源が、ポルトガル語の「ゆがんだ真珠」であることはよく知られています。 【キリスト教】 ■キリスト教では、いやしの象徴です。『新約聖書』黙示録には、12の宝石を嵌めこんだイスラエルの城壁が出てきますが(誕生石トリビア#2「聖書に登場する12の宝石」参照)、この城壁の12の門は、それぞれ1つの真珠で造られていたと書かれています。 ■とくにグノーシス派で、真珠は「もっとも理想的に完成された形の人間」の象徴といわれ、聖杯や、聖槍のように、信者たちが探しもとめたといわれます。 【仏教】 ■仏教界では、とくに貴重な7つの宝を「七宝」と呼びますが、『法華経』ではこれが「金・銀・瑠璃(ラピスラズリ)・瑪瑙・真珠・しゃこ貝・まいかい(中国産の美石)」となっており、真珠がふくまれています。 【イスラム教】 ■中東では、天界から落ちてくる神々の涙が、太陽を浴びつつ落ち、日光浴のために浮上してきた貝の中に入って真珠になると信じられていました。 ■イスラム教の天上界は7層から成り、最上階は神の玉座ですが、3番めの天は真珠で出来ているといわれます。 |