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9月・12月の誕生石 ラピスラズリ |
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和名:青金石(せいきんせき)、瑠璃(るり) 語源:ラピスは「青」、ラズリは「石」の意味。つまり「青い石」のこと。 宝石のことば:天国、誠実、真実、徳望 種類:群青の地に、黄鉄鉱の作用による金色の斑点が散る。むかしはこの石を粉末にし、ウルトラマリンの顔料とした。 身体的には・・宇宙の秩序を象徴するラピスラズリは、別名「Stop Stone」、古くから流産・早産をさけるおまもりです。 精神的には・・気持を晴やかにし、憂うつをはらいます。また、頭脳明晰にし、雄弁さ、繁栄をもたらすともいいます。 ■ラピスラズリは、敵対心をしずめ、はげしい論争を冷却し、不和を解消して心地よい協調をもたらすといわれます。 また、敵や裏切り者の武力を失わせ、危害をくわえようとする者をしりぞけるともいわれます。 ■ラピスラズリの、青地に金の散らばる石肌は、古い時代から、人々に夜空を連想させました。 これが発展し、「宇宙の秩序・星々の規則的な運行・天界からの指令」などをあらわすようになったのです。 【エジプト・メソポタミア・バビロニア 古代】 ■ラピスラズリは、もっとも古い時代から人々に珍重されてきた石のひとつです。 じつに紀元前数千年前の古代エジプト・バビロニアなどの遺跡から、装飾品・おまもりとして発見されているのです。 ■当時から、アフガニスタンがラピスラズリの産地として有名で、エジプト・バビロニアへと運ぶ道すじが栄え、シルク・ロードならぬ「ラピス・ロード」が存在したといわれています。 ■古代メソポタミアでは、愛・豊穣の女神イシュタルの7つの護符に、ラピスラズリの首かざりが含まれていたといいます。 また、イシュタル神の夫もまた豊穣神ですが、春に再生するさい、この神の体を洗いきよめて油を塗り、赤い衣を着せ、ラピスラズリでできた笛を吹くと、復活するといわれていました。 ■古代エジプトで、ラピスラズリは「死から再生する冥界の旅のおまもり」とされ、ミイラから心臓をとりだしたあと、ラピスラズリの護符を代りに心臓の位置におさめるしきたりがありました。 エジプトの聖典『死者の書』にも、「心臓の護符は、正式にはラピスラズリで作るべし」と書かれているそうです。 【ローマ 古代】 ■古代ローマでのラピスラズリは、メランコリー(現在でいうウツ病の一種)に効果があるとされました。 ■意外なことに、ローマではすぐれた下剤とも考えられていたのです。吐きたい場合は洗わずに飲み、下したい場合は洗って飲むとよいといわれました。(ラピスラズリを下剤として使うなんて、ゼイタクの極みですね・・☆) 【欧州 中世】 ■中世の欧州でのラピスラズリは、病をやわらげ、腫物が化膿するのをふせぎ、健康をたもつ石とされました。 ■あのダ・ヴィンチの名作『モナリザ』をX線で調べると、ラピスラズリのイシスの首かざりをさいしょ描いたあと、消したあとが見えるそうです。(ベストセラー『ダ・ヴィンチ・コード』による) 【仏教】 ■仏教界では、とくに貴重な7つの宝を「七宝」と呼びますが、『法華経』ではこれが「金・銀・瑠璃(ラピスラズリ)・瑪瑙・真珠・しゃこ貝・まいかい(中国産の美石)」となっており、ラピスラズリがふくまれています。 また、薬師如来がおわす東方浄瑠璃世界という浄土は、瑠璃のごとく美しく、おもに瑠璃から造られているといわれます。 |