ギリシア式十字架
ラテン語で「crux quadrata」。タテ・ヨコの棒の長さが同じ、「+」型のもの。
ギリシア正教で使われます。別名「正十字」。
4つの腕の長さが同じなので、「調和・均衡・平和」、あるいは「男女のしぜんな結合」などをあらわすといわれます。
ベストセラー『ダ・ヴィンチ・コード』によると、テンプル騎士団も、このクロスを用いました。

ガンマ十字
ギリシア文字のガンマ(Γ)に形が似ているため、こう呼ばれます。別名・ボイデド十字。これもギリシア正教で使われます。
これに彫玉と、宝石を嵌めこんだ十字架は、特別に「彫玉十字」と呼ばれます。
これが絵画に描かれている場合は、コンスタンティーヌス大帝*がエルサレムに建立した、宝石を象嵌した「勝利の十字架」をイメージするといわれます。
*聖コンスタンティーヌス大帝・・十字架による磔刑を廃止し、西暦313年、キリスト教を公認したローマ皇帝。
十字架がキリスト教のシンボルとしてあつかわれるのは、これ以降。
それまでは、たんなる重罪犯用の死刑具でしかなかったようです。

かご十字
ギリシア式に似た形で、十字の先に玉があるものは、「籠(かご)十字」「りんご十字」と呼ばれます。別名「ポメ」。

玉十字
また、玉をつなげたものが十字にならんでいるものは、「玉十字」と呼ばれます。
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