中指に、ひとさし指を乗せるようにして、からめる形。
つまり、「指でつくる十字架」であり、西洋では「魔よけ」 「神のご加護を」を意味するしぐさ。
イヤな予感がするとき、縁起のわるいことをしてしまったときなどにするようです。
ちなみに中国では、たんに「数字の10」を意味する形で、「魔よけ」とも「エンガチョ」とも、まったく関係ないそうです。
洋画や海外ドラマに、このしぐさは、よく登場します。
『ナポレオン・ソロ』#38「アンクルの中にいる他人」で、無理にはずすと爆発する“課長の指輪”を、専用器具ではずすとき、ソロさんが指輪をしてないほうの手で、こっそりこの“指十字”を作ってましたっけ。
日本では、おもに関東地方で「エンガチョ!」、または「バーリア!」と言いながらする、汚いものを封じる、または汚いものにさわった子をいじめる? おまじないでした(最近の子どもはあまりやらないようですが)。
もっともこれは地域差があるようです。
私は○十年前、東京・下町の生まれですが、「エンガチョ!」のとき、この形は作りませんでした。
両手の、それぞれ親指とひとさし指で輪をつくったのをクサリのようにつなぎ、つないだ部分をだれかに手刀(てがたな)で切ってもらうと、エンガチョの子にさわられてもOK、というルールでした。
でも、なつかしの『欽ドン』の「よい子・わるい子・ふつうの子」コーナーで、“フツ男くん”が、「バーリア!」といいながら、この「指十字」の手つきをしてるのを見たおぼえがあります。かれは「スーパー・バーリア!」と言って、親指以外の指をつぎつぎ上にかさねる、という発展形(?)まで披露してくれました。
かれはいったい、どこ出身だったんだろう?
追記:
ついでに、「足を組む」のも、西洋では十字架の形を象徴するため、魔女がほうきに乗って空を飛ぶときは、けっして足を組んではいけないそうな・・??
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