クロス専門店「くるすや」誕生石のトリビア−#11
真珠・ダイアモンドは、むかしは誕生石に入らなかった!?
すでに紹介した聖書の「12の宝石」といい、中世の「月々の宝石」といい・・なにか欠けていた、と思いませんでしたか?
そうです。古い時代の一覧は、「ダイアモンド」と「真珠」がふくまれてないのです!
理由は、以下のようなものと思われます。

ダイアモンド・・
むかしは、現在のように精密なカットや、研磨技術が発達していなかったためです。
新約聖書ではたんに「ゴロンと硬い石=宗教心の強さ」のたとえにしか、使われていませんでした。
カッティング技術が発達しはじめたのは、14世紀末から。
ダイアモンドの美しさを最高に引き出す“ブリリアント・カット”が発明されたのは、17世紀に入ってからでした。

真珠・・
天然ものしか採れない時代には、あまりにも高価で、手の出せないものだったためと思われます。
たとえば、古代ローマの時代には、「一国に匹敵する」といわれる、最高に価値あるものだったのです。
だからこそ「クレオパトラは真珠の耳飾りを酢にとかして飲みほした」という伝説が、最高のぜいたくといわれたのです。
わが国の御木本幸吉により、養殖技術が発達し、真珠が一般的になったのは、19世紀に入ってからでした。
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