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占星術は、なんと5千年もの歴史をもっています。
はるか紀元前30世紀、古代文明でも最も古いといわれる、中東メソポタミアに発生したといわれています。
チグリス・ユーフラテス川流域に栄えたバビロニア、アッシリアが、その起源です。
砂漠の川岸に住む民には、天体観測により洪水や、ききんの時期を予測する必要がありました。
それが、素朴な宗教と結びついていたのです。
やがて起源612年、メソポタミア一帯を統一したカルデア帝国により、占星術の体系がほぼ完成しました。
望遠鏡も計算機もない時代、数学の才にすぐれたカルデア人は、肉眼で星を観察することで、現在の星占いの原型をつくり、カレンダーをも作り出したのです。
いまでも「カルデア人(Chaldean)」というと「占星術師」の意だと、ちゃんと辞書にのっています。
紀元2世紀、このカルデア人の秘伝を研究したアレキサンドリアのトレミー、16世紀フランスのノストラダムスなど、17世紀まで占星術は、天文学と一体となって発展しました。
各国の王侯貴族はあらそって占星術師を召しかかえ、戦争や外交について占わせ、意見をもとめたのです。
17世紀、ドイツのケプラーの研究によって、星占いは王侯貴族の手から、一般大衆にまでひろまりました。
かたや「宝石には、神秘的な魔よけの力がある」という信仰も、古代からのものでした。
宝石と占星術を、さいしょに結びつけたのは、古代オリエント、エジプトだといわれています。
やはり、空を仰いで星の運行を知る必要のあった“砂漠の民”だったのです。
遠く夜空にかがやく星と、地からあらわれるきらめく石。
いにしえの占星術師たちは、その「遠くへだたった、輝くもの」に共通する特徴を見いだし、ここに宇宙の神秘的な法則が秘められていると考えたのです。
欧州では、ルネサンス期、錬金術の発達とともに、星占いの12宮と、宝石の力が関連づけられていきました。
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